<職務内容>
①所属組織の担当開発領域、業務概要とR&D内における役割、ポジション
高速道路の出口までの走行を支援するルート走行支援機能、および同一車線でのハンズオフ(ハンドルから手を放した状態)走行を可能にした(ハンズオフ走行機能)に代表されるプロパイロット2.0そのもののシステム設計、機能設計を担います。
プロパイロット2.0をアリアとセレナへ搭載し、今後は日本市場だけでなく、北米市場にもシェアを広げていきます。今後、ハンズオフ機能を搭載した他社と競合するべく、プロパイロット2.0の機能、性能を向上させていく必要があり、適用開発および機能開発の両方を進めていく事になります。
②具体的な担当業務内容と、自部署内外で期待される役割、ポジション
プロパイロット2.0の各市場および車両への適用の為に必要なシステムの設計・制御適合、機能検証に関する計画策定から実行までを行って頂きます。
その担当領域は多岐に渡り、設計からシミュレーション、実車を用いた検証まで幅広く関わることができます。
-プロパイロット2.0の機能および性能設計
-電子プラットフォームへの適用設計
-パワートレイン/シャシーと連携するためのシステム設計
-機能安全設計
-制御適合
-HMI設計など
③職場環境・働き方(メンバー構成や職場の雰囲気、特徴)
本組織では、社員、委託合わせて100名規模の体制で業務を行っております。
その中で、制御適合を行うチーム、プロジェクトマネジメントを行う車担チーム、機能検証を行うチームと3つに分かれております。それぞれのメンバーが各々のテーマを持って、業務に取り組みますが、全て1人で担うのではなく、協力しあいながら業務を行える体制作りをしております。全員参加型の業務定例になるように、レポートの仕方にも拘り、円滑にコミュニケーションも取れるような雰囲気があります。
リーダーになっていくと、いずれかのチームを総括していく立場をお任せしていきます。
プロパイロット2.0システム設計は多くの関係する部署を取りまとめる立場でもあり、関係する部署・仕事も多いため、定期的且つタイムリーに関連する業務の進捗を確認し合いながら計画修正と実行を進め、PDCAサイクルを回しながらシステムの完成度を上げていきます。
<アピールポイント(職務の魅力)>
①職務を通して得られる自己の成長、獲得できるスキル、やりがい
日産の運転支援技術開発の中枢で活躍して頂くことになります。
また、機能安全・システム設計・制御適合・検証計画の策定から実行まで幅広く行ってるため、シミュレーション・台上・実車すべてに直接触れる機会も多く、今お持ちのスキルを生かしながら、技術領域を広げることが可能です。システムをまとめる立場としてより広い技術領域(パワートレイン、電子電装、シャシー、
機能安全など)に関わることで、製品として運転支援システムを構築するスキルだけでなく、多岐にわたる自動車の知見を身に着けられるのも大きな特徴です。
プロパイロット2.0は市場からもたくさんのポジティブな評価をいただいており、日産に主力の武器に携わりながら、誇れる製品作りに取り組むことができます。
②将来的に目指せるキャリア、ポジション
ご本人の適性や将来に向けたキャリアビジョンなどを上司と相談しながら決めていくことができます。
例)
①今お持ちのスキルをベースにしながら、さらに専門性を深める。
②自動運転・運転支援システムエンジニアとして領域を広げる。
③システムのまとめとして技術だけでなくマネジメントスキルを獲得する。
<MUST>
電子部品設計
制御システム/ソフトウエア開発
システム/ソフトウエア検証
センサー開発
機能安全開発
のいずれか
自動車業界経験:あれば尚可
TOEIC:600
<WANT>
下記いずれかの経験やスキル
・自動運転・運転支援に関する知識(センシングや車両制御などがあれば尚よい)
・モデルベース開発スキル
・機能安全に関するスキル
・自動車メーカー又はサプライヤで自動車向けシステム・部品の開発/ソフトウェア開発
TOEIC:700
<求める人物像>
・パーソナリティとそれに基づく期待される行動
・自らの技術力/能力を向上し、社会貢献してゆく意欲がある方
・チームメンバー/関係者とのコミュニケーションが適切に行える方
・自分の意見を持ちながら、相手の意見にも聞く耳を持つことができる方
・状況を正しく把握し簡潔にかつ正確に相手に伝えることができる方
・年収レンジ:月次給( 参考値 )
230,000円~439,000円
※経験・専門性を考慮した上で総合的に確定いたします
想定年収( 参考値 )
約410万円~780万円
・月次給×12か月分+ 賞与(目安値)
・賞与金額は参考値であり、実際の支給時期、金額、支払い条件等については都度決定されます。
※残業手当等、従業員賃金規則に基づき、別途支給
電子電装・シャシーシステム開発